アサシンクリード

「アサシンクリード」のストーリー解説

この記事はストーリーのネタバレを含んでいます。 アサシンクリード

本作は標的を暗殺していくステルスゲームですが、その壮大な設定やストーリーも特徴的なポイントの一つです。

本作は現代のデズモンド・マイルズと12世紀のアルタイルを交互に操作し、歴史の真実が明らかになっていくというストーリーになっているわけです。

デズモンドが使用するアニムスは見方を変えればーム機のようなもので、アルタイルを操作中に表示されるHPゲージなどはアニムスによる表示という設定になっているので違和感もありません。

こういった設定はゲームという特色を上手く落とし込んでいると言えます。

本作は歴史上のミステリーとして扱われる暗殺教団に焦点を当て、実際に活動していた団体として描くことで歴史の穴を上手く利用しているのです。

中盤まではアルタイルの暗殺者としての活躍が描かれていた分、終盤現代編で明らかになるエデンの果実といったアーティファクトの存在は、ストーリーをより盛り上げてくれます。

ラストではアルタイルの師アル・ムアリムがエデンの果実に魅了され、超能力で分身をするといった戦い方でアルタイルと決戦をすることに。

そしてエデンの果実の本当の目的が明かされることになるわけですが、この事実は非常に衝撃的です。

ゲームだからこそできる物語を実現している本シリーズは、新作を発売するごとにストーリーも更に加速していきます。

作品紹介

ストーリー解説