コール・オブ・デューティ ブラックオプス

「コール・オブ・デューティ ブラックオプス」のストーリー解説

この記事にはストーリーのネタバレが含まれています。 コール・オブ・デューティ ブラックオプス

コール・オブ・デューティシリーズといえば、リアルなグラフィックで戦争映画のようなキャンペーンを楽しめるのが特徴ですが、本作のストーリーはシリーズの中でも突出して独特だといわれています。

モダンウォーフェアシリーズで有名なinfinity wardは映画風のシナリオですが、ブラックオプスシリーズのTreyarchは時系列のトリックなどを駆使し、更に複雑なストーリー展開を作り上げているのです。

映画の脚本で有名なデヴィッド・S・ゴイヤーが参加している本作は、これまでのコールオブデューティシリーズとは一線を画すような展開に溢れています。

主人公メイソンの回想形式で進んでいくキャンペーンはトリッキーな構造で、終盤明らかになる事実を理解することでキャンペーンをもう一度新鮮な気持ちで楽しめるような作りになっていると言えるでしょう。

メイソンとレズノフの関係性は映画「ファイトクラブ」に登場する人物たちの関係性と共通点があり、このタイプの物語をゲームに持ち込むというのは難しいのです。

しかし、従来のシリーズの特徴でもあった複数の人物によって語られていくストーリーを逆手に取り、衝撃的なキャンペーンを作り上げることに成功しているわけです。

見たこともないようなストーリーではないかもしれませんが、ゲームで体験すると更に驚きが増すと思います。

作品紹介

ストーリー解説