グランド・セフト・オートⅣ

「グランド・セフト・オートⅣ」のストーリー解説

グランド・セフト・オートシリーズの特色といってもいいのが、その年代のアメリカを皮肉ったジョークなどで、それは本作でも特徴的です。 グランド・セフト・オートⅣ

「グランド・セフト・オートⅢ」で性的なコンテンツが含まれていたことで、開発元のロックスター・ゲームスの責任が問われたことがあるのですが、上院議員のヒラリー・クリントンがこれを徹底的に追求した過去があります。

新たな法案が提出される寸前でなんとか事態は収拾しました。

この一連の問題はホットコーヒー問題と呼ばれており、今作ではそれに対する些細な復讐として、リバティーシティの自由の女神像の顔はヒラリー・クリントンのものになっており、手にはホットコーヒー、像の内部に入ると鉄の心臓が鼓動を打っている様子を見ることができます。

劇中に登場するステロイド中毒のブルーシーなど、象徴的でマヌケな人物が多いことも上手くアメリカを描写しているといえるのではないでしょうか。

キャラクター同士が車内で交わす何気ない会話も非常に気の利いたセリフが多く、随所でロックスター・ゲームスのセンスを感じ取ることができます。

インターネットにアクセスすれば、問題になった出会い系サイトがあり、それ以外にも皮肉がきいたジョークが多数存在しています。

作品紹介

ストーリー解説